クロアチアの現地通貨/クロアチアの基本情報
クロアチアの通貨単位は、クロアチアン・クーナ(Croatian Kuna)です。
「Kn」と表記して、「クーナ」と発音します。略称は、「HRK」(Hrvatska)です。クロアチア国内では「Kn」、国外では「HRK」と表記されることが多いです。為替レートは、僕が旅行に行った当時は、1Kn = 16.2円~16.5円 ぐらいでした。当サイト内では、お金の計算をする際には最も高いレートの16.5円で計算しています。
因みに、2011年5月5日現在のレートは、1Kn = 16.2円となっています。
補助通貨単位はリーパ(Lipa)で、1クーナ=100リーパとなっています。
簡単にまとめると以下のようになります。
紙幣は、1000Kn、500Kn、200Kn、100Kn、50Kn、20Kn、10Kn、5Kn があります。僕は、最大でも200Kn札までしか使いませんでした。
硬貨は、25Kn、5Kn、2Kn、1Kn、50Lipa、20Lipa、10Lipa、5Lipa、2Lipa、1Lipa があります。
クロアチアの税金(消費税)
クロアチアでは、商品の代金に対してPDVと呼ばれる付加価値税(消費税)がかかります。2011年3月現在でその税率は23%です。
外国人旅行者が一度に500Kn 以上のお買い物をすると、最大で14~18%(その時による)のお金が還付されます。
還付金をもらうには、購入したお店、もしくは免税の取扱いをする店で用紙をもらって記入し、出国の際に税関で認印を押してもらい、購入したお店に送ります。免税を取り扱うお店で手続きをしてもらう場合は、手数料をとられるので還付金は14%ほどになります。
これらの数値は、2011年3月現在のもので、正確性については保証できません。また、僕自身が実際にこの手続きを踏んだことがあるわけではないので、具体的な申請方法につきましては各自で調べるようにしてください。
ユーロは持っていくべきか否か
日本では、円をクーナに両替することはできません。なので、現地で両替するか、ATMで引き出しするかしかありません。その際に、クロアチアまで行くにあたって、円だけしか持っていかないことに不安を感じる人も多いと思います。
結論から言えば、ユーロはそんなに持っていく必要はないと思います。クロアチアに到着するまで、なにも買わないのであればなおさらです。もしものときの保険のために 100ユーロもあれば問題ない気がします。なにか欲しいものがあったら空港ではクレジットカードを使えば良いのです。
というのも、僕たちの場合は、一応、5万円相当のユーロを日本で両替して持って行きましたが(当時1ユーロ113円、両替手数料4円で1ユーロ117円)、現地ではクレジットカードとクーナばかり使って、ユーロを使う機会はほとんどありませんでした。
旅の最後の方になって、両替手数料分がもったいないので100ユーロぐらいは使いましたが、それ以外はほとんど使いませんでした。
クロアチア国内では、大きなレストランやホテルではユーロが使えるところは多いようですが、基本的にはクーナが流通していますので、現地のATMで使う分だけのクーナを引き出したほうが賢い方法だと思います。
国内のスーベニールショップでも、値段がユーロ表記してあるお店は少なく、ほとんどはクーナ表記されています。
クロアチアでは、クレジットカードが使える場所が多いので、レストランやホテル等ではできるだけクレジットカードを使い、お土産物を買うときなどにクーナを使えばいいのです。