スプリット観光(1)/6日目:スプリット編

 

大聖堂の鐘楼を降りてからは、次にどこに行こうかガイドブックと相談します。

ディオクレティアヌス宮殿の路地をつっきって、青空市場のほうへと向います。市場では、色とりどりの野菜、肉、チーズ、ワイン、ラベンダー、洋服、雑貨、お土産ものなど、さまざまなモノが売られています。

ここクロアチアでは、旬の野菜を旬のうちに食べるのが原則らしく、近くにスーパーマーケットができたとしても人々はせっせと市場に足を運ぶそうです。

実際、僕たちがみてきた市場でも、買い物をしている人の多くは、その軽装ぶりからして地元クロアチア人のようでした。そもそも、観光客が他国の市場にきてまで果物や食材を買いこむということはあまり考えられませんよね。

 

外は日差しが強くてまぶしい。外国人の多くはサングラスをかけています。そういえば、シベニクでもトロギールでもサングラスをかけている人が多かったような気がします。

あまりの眩しさに目をあけていられないほどだったので、うちらもサングラスを買おっか?ということになり、市場の近くにあった露店のサングラス屋さんで間に合せの安物サングラスを購入しました。

いかにも親しみげな露店のおじちゃんに「どんなのが似合う?」とわかなちゃんが聞いてみると、「これかけてみなよ、これかけたらガガになれるよ!」といって、耳かけの後ろからショッキングピンクのミラーボールがぶらさがっている超ド派手のギラギラサングラスを勧めてくれましたが、さすがにそれは・・・ということでやめておきました(笑)。

それじゃぁ、僕もオススメしてもらおうと思ってどれがいいか聞いてみると、「ん~ん、どれでも似合うよ!」みたいに言われました。ガーン!男には優しくないらしい(笑)。仕方ないので、自分で無難なサングラスを選びました、しゅん・・・。

 

サングラスを購入した後、バス停にドブロヴニク行きのチケットに買いにいきました。その途中で、電車のレールを発見。スプリットは、バスでも飛行機でも鉄道でも行くことができるアクセスの良い街なのです。

 

ヤドロリニヤの発着場に着きました。

 

地元クロアチア人は、ベンチに座ってのどかな休日を過ごしています。

 

僕たちは、バス停でドブロブニク行きのチケットを購入。当初の予定では、16時発の便に乗る予定でしたが、ドブロブニクに着いてからゆっくりしたいというのもあり、1時間早めて15時発のチケットを取りました。ひとり109Kn(約1800円)という中途半端な値段でした。

その後は、バス停のすぐ近くにあったクロアチアの郵便局、Pošta(ポシュタ)に行って初めてのエアメールを書きにいきます。一度やってみたかったんだよね、エアメール!

店員さんに、「Markica, please.」と切手が欲しいことを伝えると、どこ宛ての切手かを聞いてきるので「Japan」と言えば切手をだしてきてくれます。日本宛の郵便の値段は 8Kn でした。因みに、「markica」は 「マルキッツァ」と発音します。

そして、Pošta 内でスプリットの写真が印刷された絵ハガキを購入し、宛名を日本にある自分たちのアパート宛にします。きっと僕たちがクロアチアから帰国するころは届いていることでしょう。そのときには、スプリットでの楽しかった出来事を思い出すんだろうな!

 

これが郵便ポストです。日本のポストといえば赤色ですが、クロアチアのポストは黄色が基本です。ここは、大きな郵便局のポストだったのでシルバーに黄色の味気ないポストになっていますが、街角に置いてあるポストのほとんどは、ヴィヴィッドな黄色のポストです。

 

ハガキを出した後は、バスが出発するまでの余った時間で観光をしにいきます。一旦、プロムナードへと戻ります。写真手前にあるお店が、昨日、わかなちゃんがペンダントを購入した「ZLATARNA BELINDA」というお店です。

 

次は、Gradska Kavana(グラツカ・カヴァナ)に昼食を食べに行きます。

 

 
街のスーパー「コンズム」には野菜や肉が売っていないことはないけど、街の人々はきっと、この市場で買っているのかもしれませんね。手に入らない食材はない!ってくらい、種類豊富でした!
 
 
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