韓国料理を食べる/2日目:韓国で待機編
2時間ほど空港内をぷらぷらしてようやくお腹がすきはじめた19時ごろ、韓国料理を食べに行きました。
僕はプルコギ定食を頼みました。プルコギは、韓国の代表的な肉料理のひとつです。プルは「火」、コギは「肉」の意味だそうです。気になるお値段は、1万2千ウォンです。
箸は金属製で、とにかく重い・・・。この箸、韓国ではチョッカラッと呼ぶそうです。スプーンも置いてありましたがこちらはスッカラッと呼びます。
こんなんじゃ食べにくいと思い、あらかじめ持参していったマイ箸で食べました。プルコギはおいしかったのですが、その他のサイドメニューはいちいち辛くてヒーハーしながら食べていました。結局、辛すぎて残したものも多かったです・・・。
こちらがわかなちゃんが注文した冷麺です。8千ウォンです。冷麺と一緒にハサミもついてきます。なにに使うのかというと、長い冷麺を自分で切るために使います。ハサミで麺を裁断するなんて日本の料理ではあまり見たことがありません。ちなみに、ハシが金属製なのは冷麺でも一緒。
お腹がいっぱいになったところでまた少し散歩にでかけます。韓国では「てりやき」のことを「てりーやき」と書くようです(笑) その上に書いてある英語表記では面白いことに「Teruyaki」!英語圏の人に Teruyaki と言って通じるのだろうか…。
「のみものは しゅくいんに ちゅうもんして ください.」と貼ってあるお店もありました。まぁ、日本人には通じますけどね。これは別に韓国だけに限ったことではありませんが、外国人が書いたと思われる日本語には中途半端なところに空白スペースが挿入されているのをよくみかけます。そこで文節を区切っちゃうんだ的な・・・。
無料食事券はあと6万ウォンぐらい残っているので、今度は「Gloria Jean's Coffee」というオシャレな雰囲気の喫茶店に入ります。普段なら絶対に頼まないような値段の高そうなデザートを注文。わかなちゃんは、ここでビデオカメラを回して旅行レポを録っていました。
注文したのは、カフェモカとエキゾチックトリートです。
デザートには、レアチーズケーキとオレオチョコケーキでした。対応してくれた店員さんは、ニコニコしていてとても感じの良い男性で、拙い日本語ながら一生懸命に商品の説明をしてくれました。
喫茶店を出た後は、再び空港の中を散歩する旅にでます。館内のお店は20時か21時には閉まってしまうので、その前にお菓子や水、ミント、ハイチューなどを買いこんで8万ウォンの無料食事券をほとんど使い切ることができました!
下の写真は、上で紹介した喫茶店のレジ前に売っていたミントです。わかなちゃんが欲しがって買っていました。
「あとは出発を待つだけだねー」、と空港の人気の少ない隅っこでわかなちゃんとゆっくりまったり休憩していると、バッグの中にハンディカムがないことに気がつきました。わかなちゃんに「ハンディカム持ってる?」と聞くと「持っていない・・・」!?
なんとっ!わかなちゃんはハシャギすぎたのか、買ったばかりのハンディカムをさっきの喫茶店に忘れてきてしまったのです!!やばい、こんな不特定多数が出入りする空港で落し物なんかした日にゃ、絶対に見つかりっこない!
焦った僕は、気づいた場所から200mぐらい猛ダッシュして取りにいきました。すると、先ほどの感じの良い韓国人の男性店員が僕の顔を見るや否や、ハンディカムを裏から持ち出してきて手渡してくれました。僕たちが忘れていったハンディカムだと彼は覚えてくれていたみたいです。
これからは韓国人に足を向けては寝れません!サッカーの日韓戦のときも、少しは韓国チームを応援します! ありがとう、韓国のおにいさん!ありがとう!カムサハムニダ!
その後、僕はしょっぱなからわかなちゃんを叱ったのはいうまでもありません(笑)。 走っただけで僕はすでに汗だくになっていました・・・このまま飛行機の機内で静かに就寝する予定だったのに、予想外の運動となってしまいました(笑)。
少し落ち着きたかったので、先ほどまでいた待合所で休憩をします。さすがに飽きてきました。8時間の待機時間は長いです。二人だから話し相手がいてまだマシでしたが、一人旅のひとはもっと暇をもてあましたことでしょう。空港内に置いてある液晶モニタは当然、世界のサムスンが置いてありました。
空港の外には大韓航空の飛行機が見えていました。時刻は23時を過ぎ、館内のお店もすべて閉まってしまいました。どうやら、空港館内にいる人たちは僕たちと一緒に乗ってきたルフトハンザ「LH711便」の乗客のみのようです。
もうじき搭乗手続きが始まるので、韓国を出発する前に済ましておかなければならないことがあります。
それはクロアチア・ザダルのホテルと、ザグレブからザダル間のクロアチア航空のチケット予約のキャンセル処理です。ルフトハンザ航空の遅延により、ザダルには行けなくなってしまったので、前もってキャンセルを知らせておいたほうが礼儀ですよね。
なぁんて、最初は軽く考えていたら思わぬラッキーなことが起こりました。