ザグレブ市内観光(1)/3日目:ザグレブ編

 

ザグレブ中央バスターミナルからドルジッチ通り(Držiča)を歩いてザグレブ市内の観光に行きます。

僕らにとっては初めてのクロアチアが首都ザグレブ。これからはザグレブを基準としていろんな都市を巡っていくことになります。車のナンバープレートには、ザグレブを表す「ZG」の文字が記されています。これがドブロヴニクに行くと「DB」ナンバーになります。

写真奥には、白べースに赤ラインの入った電車が走っているのが見えるでしょうか?あれはザグレブ中央駅から発車している国際列車です。僕たちはあの鉄橋をくぐって左側に歩いていきます。

 

ザグレブ市内で1番面白いなぁと思ったのは街中の信号。トラムと自動車用に設けられた一見、なんの変哲もない信号に見えますが、信号が青になった途端に「ダダダダダダダダダ!!!」と機関銃のような擬音を発し、歩行者を心理的に焦らせます!!

そうかと思えば奥に見える青い乗り物、トラム。トラムが停車するときに、スプラッター映画の「13日の金曜日」でジェーソンが登場するときの「キッキッキッキッ!」と爪をひっかいたような擬音が4回鳴ります。夜に聞くとまるでホラー音です(笑)。これらの擬音はザグレブ風のジョークなんでしょうか!?

 

信号を渡るとすぐのところに、小さな市場がありました。フルーツ、野菜、見たことがない果物など、見ているだけでも楽しいです。でも、市場はジロジロと眺めているとしつこく言い寄ってくるのであまり真剣には見ません。万国共通ですね。

 

メイン通りばかり歩いていてもつまらないので、静かな路地に入ってみます。ザグレブの駐車場は路上の隅に所狭しと並んでいます。年季を感じさせる古いアパートが立ち並び、車が置いてなければもっと雰囲気があるのにねー、と少し残念に思ってしまう通りがほとんどです。

 

またザグレブの建物には、そこかしこの壁に落書きの跡だらけです。落書きの跡がない建物を探したほうが早いぐらいです。おそらく落書きされても消さないのではないでしょうか。

ザグレブ中央駅のあるブラニミル通り(kneza Branimira)には、アートを感じるイラストが壁一面に描かれています。こういったイラストなら汚らしくはあるけど、個性的なのでおもしろくもあります。

2つの塔のある教会が見えてきましたが、聖母被昇天教会ではなさそうです。帰ってきてから地図上で確かめてみると、Junija Palmotića 通りにあるBazilika Srca Isusovoという名前の教会だそうです。1902年に建てられたネオバロック様式建築の教会で、ザグレブで2番目に大きな教会だそうな。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

 

日本大使館を通って、ズリンスキー広場(trg Šubića Zrinjskog)に到着。もっと奥のほうまで歩いていく予定でしたが、バスの出発時刻に間に合うようにしなければいけないので、広場を左に折れ、プラシュカ通り(Praška)を通って周遊しながらバス停に向うことにしました。

 

 
見るもの全てが新鮮です。でも、クロアチア人にとってはアジア人が普通に歩いてることの方が珍しいのか、よく声をかけられました。怪しいので、なにも聞こえなかったフリで早歩きしてました。
 
 
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