悩ましいバッグ選び/旅行前に買い揃えたもの


 

「宿泊ホテルの手配」で、ホテルの予約をすべて済ませたあとは、旅行に行ける準備は整った安心感からか、2ヶ月ぐらいはあまり旅行のことは考えませんでした。

旅行1ヶ月前になり、ようやく重い腰をあげて持っていくバッグを考え始めました。とりあえず、大型のスーツケースをひとつ持っていくことは、旅行プランを作成した段階で予め決めていました。

海外個人旅行(特に移動型の旅行)が初めての僕たちにとって、スーツケースのような重い荷物をコロコロと転がしながら観光するなんて考えにくかったのですが、実際にスーツケースを持っていってみるとそれほど苦にはなりませんでした。

なにをするにも邪魔になることは間違いありませんが、移動中はだいたい飛行機かバスに預けるし、現地に着いたらバス停留所の手荷物預かり所(GARDEROBA)に預けるか、先に予約ホテルにチェックインし、重い荷物は部屋に置いたまま身軽な格好で観光することが多かったのでスーツケースが不便だと感じたことは多くはありませんでした。

これがまた単独旅行の場合であれば、バックパックのほうが身軽で機動性が高くなるかもしれません。その場合でも、メインバッグの中にサブバックを忍ばせておけば、観光時には身軽な格好で出かけられるので便利です。

僕が今回の旅行で悩んだのは、機内持ち込み用のバッグです。タウンユースに便利な斜めがけバッグにするか、もしくは山用のリュックにするか。一般的に、海外旅行でリュックは危険だといわれています。後ろの状況が見えないし、リュックの紐を切られて荷物ごと盗まれてしまうというケースがあると聞きます。実際、そういうのを職業にしている人もいるらしいので、盗まれるときは一瞬です。

僕の場合、荷物の総重量の8割を占めるカメラがなければ、ここまで悩むことはないのですが、写真に重きをおく我々の旅となると、なるべく軽快で動きやすい格好で歩きたいということで、機内に持ち込める最大サイズの「55cm(縦)x40cm(横)x20cm(奥)」を目安にカメラバッグを探しはじめました。

初めはすでに持っている登山リュックでもいいかなぁと思ったのですが、登山リュックは収納性は高いけど、荷物がごちゃごちゃになりやすいし、クッション性もほとんどありません。その上、腰ベルトの重要性はよくわかっているつもりではありますが、観光するには大袈裟すぎるのではないかと常々思っていました。

そして見つけたちょうど良いバッグが 「KATA DR-467i-BR」というカメラバッグです。今回は、完全にデザイン性を捨てて、機能性を重視しました。

 

上下2気室に分かれており、どちらにカメラを配置しても大丈夫なようになっています。今回は、下部分に一眼レフカメラ1台、一眼レンズ2本、マイクロフォーサーズ本体1台、マイクロフォーサーズレンズ3本、フラッシュ1個、レインカバー1個をいれてみました。レインカバーは最初から付属しているものです。2気室の壁をとっぱらって、1気室の普通のバッグとして使うこともできます。

 

上写真を見てわかるとおり、正面中央には3つのポケットがあり、フィルターやらSDカードやらの小物類を収納できるポケットがあります。中央ポケットはサイズが意外と大きいです。

次に、上部気室には、レンジファインダーカメラ1台とレンズ1本、フィルム15本にメガネ、歯磨き類、コンタクト用品、薬ケースなどを収納しています。スペースにまだ余裕があるので、つけたすことも可能です。バッグの内側はオレンジ色になっているので、視認性がよく、色の暗いカメラなどを探しやすくなっています。

 

そして、このバッグの肝でもある背面スペースには、ノートパソコンを収納することができます!ノート用に設計されたパーティションなので、クッション性もバツグンです!僕の持ってるVAIOノート(Type T)は、サイズが小さいものなので、その他の余ったスペースにも書類や小説、電子手帳なども入れておくことができます。

 

サイドポケットには、三脚の足を収納して取り付けることができます。

 

肩ベルトを後ろから前にもってくることができます。

 

背面はこんな感じになっています。耐衝撃性能も高く、さらには背面のベルトをもちあげると、スーツケースの柄の部分にひっかけ、引っ張って持ち歩ける設計になっています。

 

肩ベルトには、両サイドにD環がついているので、GPSなり、ペットボトルなりをつりさげておくこともできます。 こういった些細な機能が意外に便利だったりします。

 

ものは試しに、もっていく荷物を一通り詰めて計量器で重量を測ってみたところ、なんと、すでに8.2KGもありました・・・。これでは 8KG の機内手荷物制限にひっかかってしまいます・・・。

なので、一眼レフは機内手荷物にはいれずに、肩からぶら下げたままの状態にして、すこしでも総重量を減らす方向で対処してみようかと思っています。なお、ノートパソコンはセキュリティチェック時にバッグから取り出されるように指示されるので、ノートPCの重量も考慮にいれなくてもいいと思います。

しかし、実際に8キロオーバーの荷物を背負って観光するのもかったるいので、もう少し荷物を減らす方向で考えたいところですが、リバーサルフィルムでも撮りたいし、E-P2 は持って行きたい、ネガでも撮っておきたいし、街中の風景には R-D1s だよな、などと考え始めると持っていくカメラが絞れなくなってきて、全部もっていきたくなります。

カメラ好きにはとても悩ましい問題です(笑)。

因みに以下写真のバッグは、わかなちゃんが旅行用に購入したバッグです♪ オティアスというブランドのリュックで、LOFTで売っていました。日本製だからか作りが丈夫で、しっかりしています。小さくみえるけど、積めこむと結構入ります。サイズとしては、30リットルぐらいだと思います。

 

 

 
一緒に旅するバッグだから慎重に選びました。私のリュックは見た目よりもたくさん入るので大正解☆因みに中に斜めがけのカメラバッグを入れています。現地では斜めがけで歩きました♪
 
 
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