最後に旅の総括として簡単にまとめて、旅日記を終わりにします。

クロアチアに滞在していた期間は実質8日間という短い期間ではありましたが、クロアチアの人々の文化や生活により深く接することができました。それは、個人旅行であったからこそ可能だったことだと思います。

世界には日本人には馴染みのない国が数え切れないぐらいあります。きっと、クロアチアもその中のひとつに入るのではないでしょうか。

九州の1.5倍ほどの国土面積しかないのに、見所は数え切れないぐらいあります。美しい景色が僕たちの目を輝かせてくれました。日本と違って店も少ないし、人口密度も低いし、コンビニなんかもほとんどありません。

そこで生活しろといわれたら考えてしまいそうですが、スローライフに生きたいなら日本人はクロアチア人に学ぶことがたくさんあります。日本人はいつも忙しく、せかせかしていて、心にゆとりのない人が多すぎるような気がします。

僕も含め、クロアチアの人々の学ぶべきところは学び、今後の人生に活かしていけたらいいなと思います。

11泊11日のクロアチア旅行、序盤こそトラブル続きで一時はどうなることかと思いましたが、僕もわかなちゃんも、ケガなく無事に日本に帰国することができて本当によかったです。

原発が危険、地震が危険だのいっても、日本人にとって1番住み心地が良いのはやっぱり日本なんです。帰る家があるから旅にでるし、安心して帰ってこれる国があるから旅は楽しいのです。被災して家に帰れない人もいるなかで、僕たちが今こうして当たり前のように家に帰ってこれていることは、この上なく幸せなことなんだと気づかなければいけません。

次は、いつ、どこに旅行に行けるかもわかりませんが、今回の旅行のように自由きままにのんびりと、わかなちゃんの手をひっぱり、ひっぱられ、異国の地を旅することができたらいいなと思います。

ひとりでは困難で不可能なことも、2人で力を合わせればその力を2倍にも3倍にも膨れあがらせることができます。異なる個性を持った2人だからこそ、できることがたくさん増えていくのです。

僕の頭脳とわかなちゃんの知性が合わされば、怖いものなどなにもありません。

わかなちゃん、ありがとう！これからもずっとよろしくね！

完