早朝のシベニク散策/4日目:シベニク編
朝6時。自然と目が覚めます。隣を見ると、わかなちゃんはまだ寝ています。
しめしめ。わかなちゃんが起きる前にちょっとホテルの周りを散歩してこよう!
わかなちゃんを起こさないようにソ~っと着替えます。下はパジャマのまま、上はジャンパーを羽織り、ネックウォーマーを身に着けて外に出ます。鍵穴が壊れていて鍵が閉めづらかったのですが、なんとか起こさずに外に出ることができました。
上を見上げると快晴の青空が広がっています。よしよし、今日はいい天気になりそうだ!
お日さまは昇っているものの、まだ高度が低いので市街にまで光が差しこみません。
どこを切り取っても絵になるシベニクの街です!
僕たちがPansion Šibenikに宿泊した最大の理由は、アパートメントのすぐ裏手に世界遺産の聖ヤコブ大聖堂があるからです!世界遺産の街に泊まれるなんてめったにできることじゃないし、2人で1泊400Kn(約6600円)で泊まれるのもポイントでした。
階段をさらに下っていくと、聖ヤコブ大聖堂の正面にある有名な喫茶店が見つかります。
聖ヤコブ大聖堂を通り過ぎ、さらに下に向かっていくとそこにはアドリア海が広がっています。この時間帯は、シベニクの街にまだ光が差しこんできません。
道路の路肩には、所狭しと車が駐車されています。その多くは、観光客の車ではなさそうです。なぜなら車のナンバープレートには、シベニクを表す「SI」の文字が入っているからです。
クロアチアの旧市街には、まとまった駐車場というものがありません。それなのに、旧市街には車の進入ができないので、旧市街に住む人々は路肩に止めるしかないのかもしれません。これは、首都のザグレブとて例外ではありません。
正面から見た聖ヤコブ大聖堂です。昨日の夜の、ライトアップされた大聖堂とはまた違った趣です。
宿泊先の場所まで戻ってきました。似たような路地がいくつも平行しているので帰ってくるときに迷ってしまい、かなり焦りました!次回からは必ずGPSを持って出かけようと思いました。徐々に聖ヤコブ大聖堂に光があたってきました。急いで部屋に戻って、出発の準備をしなくてはっ!
部屋に戻ると、わかなちゃんが起きてきました。ずいぶんと長い時間寝たせいか、スッキリとした顔つきでした。疲れはすっかり取れたようです。
わかなちゃんはお風呂に入ろうとしますが、昨日の夜は出ていたお湯が朝になるとでなくなっていました。仕方がないので、わかなちゃんは水風呂に入りました(笑)。
僕は荷物のパッキングの用意をしました。このアパートは、朝ごはんはでないので韓国の空港で(無料バウチャー券を使って)買っておいたパンを朝ごはんの代わりにします。
今日は、午後14時ごろにはシベニクを発たなければいけないので、朝ごはんに費やす時間を短縮できて一石二鳥です。
でも、スーツケースのパッキングはなかなか大仕事です。僕は上手にパッキングするのがどうも苦手らしい・・・。なので、パッキングの上手なわかなちゃんを「パッキング大臣」に任命することにしました(笑)。
さぁ、まずは聖ミカエル要塞へ出発です!