二時間半の遅延/2日目:韓国で待機編
ホテルを出発して、中部国際空港に到着したのは8時45分頃でした。
どうやら9時から受付を開始するみたいです。早く到着したので、前から5番目ぐらいの位置をGET!やった!早めに手続きを済ませて空港内で遊べるぞ~と思っていたのも束の間、9時過ぎになっても受付スタッフがやってこない。
10分ほど遅れてようやく到着したかと思えば、どうも様子があわただしい。パニクっているようにも見えます。しかも、受付にやってきたのはルフトハンザのスタッフではなく、JALのスタッフでした。人員が足りず、応援にかけつけたのでしょうか。
すると数人のスタッフが前にでてきて、並んでいる僕たち全員に事情を説明をしはじめました。話によると、出発時刻が午後12時に変更となり、さらに韓国のインチョン(仁川)空港に寄港し、そこで7~8時間ほど空港で待機してくださいと言われました。
「はぁ?」って感じです。本来ならば、中部国際空港から直接、ドイツのフランクフルトへ飛び、そこで1泊して次の日の朝に爽快な気分でザグレブへ向い、そこからバスでシベニクへと向う予定となっていました。
それが今回の変更により、フランクフルトから一睡もせずに一気にシベニクまで行かなければならなくなったのです。幸いなことに、スケジュールはずれませんでしたが、ハードスケジュールになることは間違いありません!
ですが、原発の危険レベルがチェルノブイリに次ぐ「レベル6」までひきあげられたこともあるし、ここはどんな状況になろうとも、行けるだけマシぐらいに楽観的に考えなければなりません。
とりあえず、スーツケースを預けてチェックイン作業を済ませてから、中部国際空港の中を2人で散策することにしました。まず1番先に行ったのが、展望デッキでした。天気が良くて気持ちがいい~!でも、風は強かったです。
飛行機雲がキレイです!
展望デッキではしゃいだ後は、フリーWi-Fiエリアに行って持参していったノートPCでインターネットです。成田空港でも無料Wi-Fi は使えないのに、中部国際空港では使えるんですねぇ。比較的、新しめの空港だからかな。
わかなちゃんは、免税店でお化粧品のお買い物。シュウウエムラのパウダーファンデーション、クリスチャン・ディオールのリップマキシマイザー、ランコムのジューシーチューブを購入していました。
そうこうしているうちに、もう11時半。搭乗ゲートに向ってみると、一向に搭乗手続きをする様子がありません。しばらくして場内アナウンスが流れ、出発時刻が12時から13時に変更になりました・・・。ガーン。そしてまた30分前にゲートにくると、今度は14時、最終的には14時半の出発に予定変更されました。
もうルフトハンザに振り回されっぱなし。本当に出発できるんだろうかと不安になったりもしました。同じ飛行機に乗る人たちの中には、僕たちと同じように本当は成田空港から乗る予定だったけどここまでこさせられたという方々もいました。
ドイツのベルリンに女一人旅で個人旅行するおばちゃんだったり、ドイツの歴史に興味があってニュルンベルグに行くんだとテンションのあがっているお姉ちゃんだったり、スペインに演奏家としてバイオリンを弾きにいく竹中直人似のお兄ちゃんだったり、目的地は違えど、出発を心待ちにしている人たちはたくさんいるんだなぁと思いました。