クロアチアってどんな国?/クロアチアの基本情報
クロアチア共和国の正式名称は、クロアチア語で「Republika Hrvatska」。Hrvatska は、カタカナ表記で「フルヴァツカ」と発音します。通称はクロアチア(英語では Croatia)が用いられています。
人口は約440万人(2008年現在)、面積は5万6542k㎡ で九州の1.5倍ほどの大きさ。西にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、北にハンガリー、スロヴェニアと隣接しており、アドリア海を隔てた反対側にはイタリアが位置しています。
クロアチアの首都
クロアチアの首都は、ザグレブ。クロアチア総人口の約4分の1は、ザグレブに集中しており、その数およそ100万人以上。
ザグレブは、文化、科学、経済、政治の中心地であり、内陸地方と地中海地方を繋ぐ役目を果たしています。長い歴史を誇り、安全な町として諸外国から知られています。そのため、諸外国からの移住も盛んな街でしたが、現在では国内から首都に移り住む人々が増加しています。
ザグレブは、中世に作られたグラデツとカプトルという2つの丘から成り立っています。2つの丘の麓には商売をするための広場がつくられ、現在のイェラチッチ広場が街の中心地となっています。
クロアチアの宗教
クロアチアの宗教の約88%は、キリスト教最大の教派であるローマ・カトリックが占めています。その他は、セルビア正教会、イスラム教、プロテスタントなど。
クロアチアの気候
クロアチアの内陸に深くいりこんだ地域は穏やかな大陸性気候で、1月の平均気温が0℃、7月が22℃程度です。冬は寒さが厳しく、プリトヴィッツエ国立公園では雪が降ります。防寒対策は必須です。
アドリア海沿岸地域は地中海性気候で、冬は短く、気温が5度以下になることは滅多にありません。晩秋まで穏やかな気候が続き、気温も肌寒い程度です。
旅行のベストシーズンは、4月~9月とされています。5~6月は観光客もそれほど多い時期ではなく、ホテル代もリーズナブル。6月中旬~9月中旬はベストシーズンなので、フェリーやバスの運行本数も多くなり、交通の便がよくなります。
因みに、僕たちが旅行した3月下旬も比較的、天候が安定していて滞在期間中は雨に降られることはありませんでした。天候に関しては結局は、運に依るところも大きいのではないかと思います。
3月は観光客が少なかったので、のんびりと観光することができたという点ではオススメかもしれません。
日本との時差とサマータイム
日本との時差は、8時間遅れ。日本が午後12時のとき、クロアチアは午前4時になります。
サマータイム時は7時間遅れになります。サマータイム実施期間は、3月最終日曜日の深夜2時~10月最終日曜日の深夜2時の間です。
僕がクロアチアに旅行に行った時は、偶然にも3月の最終日曜日が帰国日とが重なってしまい、危うく早朝の便の飛行機に乗り遅れるところでした。
クロアチアの言語
クロアチアの公用語は、クロアチア語。文字はラテン文字を使用。外国語は、英語、ドイツ語がよく通じるとのこと。実際に、僕たちが旅行したときも英語はほとんどの場合において通用しました。