聖母被昇天大聖堂~ミロゴイ墓地/10日目:ザグレブ編

 

次は、ドラツ市場から聖母被昇天大聖堂へ向います。その前に、大聖堂前にあるKONZUMで水分補給です。

 

KONZUMから外にでると、目の前には聖母被昇天大聖堂があります。向って右側の尖塔は工事中になっています。

 

大聖堂の前にある噴水には、オーストリアの彫刻家フェルンコルンが金メッキを施した聖母マリアと4人の天使の銅像がたっています。銅像は、信頼、希望、純潔、謙虚を表しています。

 

真下から大聖堂を見上げると、首が痛くなってくるほど高いです!塔の高さは、105mあります。館内は無料なので、一応、中に入ってみましたが基本的には礼拝する場所なので特に面白くはありませんでした(笑)。

 

大聖堂の周りには、1512年から1521年の間のオスマン・トルコ軍の侵攻に備えて、要塞として城壁が建設されました。この城壁は、ヨーロッパでも最も保存状態の良いルネッサンス様式の建築物のひとつです。

 

次は、大聖堂前にあるバス停KAPTOLから、ミロゴイ墓地(Mirogoj)へと向います。ミロゴイ墓地は、ヨーロッパで最も美しい墓地のひとつと言われています。106番のバスに乗って、15分ほどで到着します。

バスの中には、黒い喪服(?)をきたおばあちゃん達がたくさん乗っていました。彼女らはまず間違いなくミレゴイ墓地のバス停で降ります。

 

ここがおそらく、普通のお墓。一般庶民のお墓が中心になっているのではないでしょうか。

 

ミロゴイ墓地が美しいのは、ヘルマン・ボレーが設計したアーケード、パビリオン、ドーム、アーチ、モザイクの床などです。そこには、数多くの著名人が眠り、旧ユーゴスラビア時代の著名人のお墓も多いそうです。

 

ミロゴイ墓地の回廊は、縦に細長く続いています。ほんとうにため息がでるぐらい美しい墓地です。こんなところで眠れるご先祖さんは幸せですね!

 

照明があるということは、夜になったらライトアップされるということかな。墓地の入場は18時までですが、もしライトアップされるならさぞ美しいことでしょう。

 

ミロゴイ墓地で20分ほど見学したあと、ザグレブ市内へ戻るバス停の前でバスがくるのを待ちます。次は再び、ザグレブ市街観光に向います。

 

 

 
教会もお墓も、どうしてこんなに美しいのだろうと、初海外の私は感動しました。クレーンとかもない時代にいかにしてこんなに高い建物が作れたのか・・・。日本のうっそうとしたお墓の暗さを思うと羨ましくなっちゃいますよね。
 
 
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