荷物預り所とトイレについて/3日目:ザグレブ編
これからザグレブ市内を観光するにあたって、重たいスーツケースを転がしていくわけにもいかないのでバス停の荷物預り所に預けにいきます。
クロアチアの場合、主要なバス停留所にはたいてい荷物預り所があります。
どのように探せばいいかというと、とりあえず「GARDEROBA」の文字とカバンのマークを見つけてください。GARDEROBA は荷物預り所のことを指しています。英語表記で「Baggage」や「Deposit」などとは親切にも書かれていません、必ず「GARDEROBA」の文字を探してみてください。
荷物はスーツケースひとつのデポジットで、料金は 15Kn(約247円)でした。預ける際には必ず、荷物預り所の営業時間を確認してから預けるようにしましょう。ザグレブ中央バスターミナルの荷物預り所は、セキュリティ的にもしっかりしてそうだったのでオススメです。預けたときの受付のおじいちゃんもすごく親切にしてくれました♪
トイレについては、公衆トイレは少なく、基本的に料金を取られます。値段は 2Kn~5Kn ぐらい。場所によって値段が異なってきます。トイレに入るのに小銭が必要なのは面倒ですが、山小屋のトイレを借りる気持ちで快く料金を払ってあげよう☆
けれど、トイレも毎度のこととなるとチリも積もれば山となっていきます。もっと賢い方法は、喫茶店でコーヒー1杯でも飲んでトイレを貸してもらう方法です。喫茶店利用者からトイレ料金を請求するお店はまずないでしょう。
クロアチアのコーヒー1杯は、8Kn~10Kn ほど。日本円で130円~170円ぐらい。日本の喫茶店のコーヒーで100円台のコーヒーなんて、おいしくないことがほとんどではありませんか? でも、安くて美味しいのがクロアチアのコーヒーです。僕からのアドバイスとして、
これがいわゆる、僕らのクロアチアでの基本スタイルとなっていきました。もちろん、最初はそんなことは知らなかったので、何度かトイレ料金を払いましたけどね。せめて旅をしているときぐらいは、コーヒー代をケチるのはやめよう!郷に入りては郷にしたがえ!
トイレの表記は、「Toilet」もしくは「WC」のどちらかで書かれているので迷うこともないでしょう。男子便所・女子便所の違いは、日本同様、絵のマークですぐにわかります。
バス停の近くにあった TISAK です。TISAK は、日本でいうところのキオスクです。国内の至るところでTISAKを発見することができます。市電のトラムのチケットが安く買うことができるのも TISAK です。是非、有効に活用しましょう。
少し疲れてきたので、バス停留所と同じビル内にある喫茶店に入ります。「American Donut」というお店です。クロアチアにきてからは初めての喫茶店です。
日本で買った「旅の指差し英会話帳」を見ながら、以下のように注文してみます。
すると小さなカップに入ったとても苦いコーヒーがでてきました。
あれ?このコーヒーやけに苦くない?おかしいね~ということになり、もう一度、指差し会話帳を見てみると、「kava」(カーヴァ)は確かにコーヒーのことだけど、単にカーヴァと注文しただけではエスプレッソ(espresso)がでてきてしまうと書いてありました。
このときは2人ともそのことに気がつかず、「じゃぁ、次はカプチーノを頼んでみようね~」などと話していました。なにもかもが新しいことだらけだから、ひとつひとつの出来事がとても新鮮に感じられます。
ザグレブ中央バスターミナル内にある基本施設を紹介したところで、いよいよザグレブ市内を散策しにいきます。目指すは、イェラチッチ広場です!たどり着けるかな。