シベニク市街の散策(2)/4日目:シベニク編

 

シベニク市街の散策(1)の続きです。

アドリア海へと続くクルカ川に面した通りの並びには、昨日夕食を食べたリヴィツァ(Rivica)も店を構えています。

 

海沿いは風が強くて、とてもじゃないけど歩く気になれません!

 

この通りには、カフェやレストランがいくつも立ち並んでいます。

 

そして、これが聖ヤコブ大聖堂です!

ドアが開いてなさそうだったので、近くまで行ってみると案の定、ドアは開きません。休日なのかな?と思って、近くにいた4人組の男女の中のひとり、ホリが深くて強面の男性に尋ねてみました。

 

Is this church closed today?」と聞くと、「今日はやっていないんだ。この教会は夜になるとライトアップされてとても美しい教会なんだ!是非またみにきてくれよ!」というニュアンスで答えてくれました。ほんとはもっといろいろと話してくれたのですが、僕の聴き取り能力が未熟なため、肝心なところ意外はあまり理解できませんでした(笑)。

僕はそれよりも、いかにも「美」には無頓着そうに見えた強面のクロアチア人の口から「beautiful church」という言葉が飛びだしてきたことのほうがびっくりしました。見かけによらず、地元愛が強い人なんだなぁと感じました。

ガイドブックには聖ヤコブ大聖堂は「無休」って書いてあるのに残念です。しょうがないので、大聖堂の向い側にある市庁舎の1階にあるカフェ「GRADSKA VIJEĆNICA」で、ゆったりまったりすることにしました。

 

大聖堂前のレプブリカ広場(Trg Republike Hrvatske)では、子供たちがスーパーボールで楽しそうに遊んでいます。恐れ多くも、世界遺産である大聖堂の側壁に当てて遊んでいます(笑)。 僕とわかなちゃんは、カフェでカプチーノを2つ頼みました。

 

こういったオシャレなカフェでのんびりした休日を過ごすのもいいですね。スローペースに流れる時間の中で、ようやく新婚旅行っぽさを感じられるようになってきました。

 

13時半を回り、そろそろバス停留所に向かう時間です。大聖堂の壁面をよく見てみると、さまざまな表情をした72人の人面彫刻が取り囲んでいます。

 

大聖堂の裏を通って歩いていくと見えてきたのが、聖バルバラ教会(Crkva Sv. Barbare)です。15世紀前半に立てられたゴシック様式の教会で、西側の壁面には窓や時計、彫刻が不規則にならんでいます。屋根にある2つの鐘楼はバロック様式です。

 

楽しかったシベニクの街ともさようならです。あひるさんが送り迎えしてくれました♪

 

シベニクのバス停に到着です。昨夜、初めてシベニクに到着したときは、右も左もわからずにすこし怖い感じがしましたが、今日の観光ですっかりシベニクが大好きになりました。

 

シベニクは観光客もそれほど多くないので、静かにのんびりとマイペースに観光することができます。若者もあまり見かけず、大人が楽しむ大人のための街という印象でした。またいつか、シベニクに遊びにきたいな!

 

 
移動がだんだん得意になってきました。飲み物を買っておいたり、おやつを持ち込んでおいたり、旅を楽しむ余裕が出てきたのもこの頃。優しい街の人たちと青い海。またいつか遊びに行きたいな!
 
 
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