夢の続き ~クロアチアをモデルにしたマイホーム完成~
クロアチア新婚旅行から帰ってきてから1年の月日が経ち、僕たち夫婦はクロアチアの家をモデルにしたマイホームを完成させました。家の引渡しは、まさに1年前に僕たちがクロアチアに出発した日と同じ、3月17日でした。
ハウスメーカーには、2012年で30周年を迎えたスウェーデンハウスを選びました。何十社もの展示場を巡り、4社で詳細打ち合わせをし、最終的には2社に絞りました。そして、僕たち夫婦の要望をもっとも明確に青写真にしてくれたのがスウェーデンハウスでした。
クロアチアで見た鮮やかなオレンジ色の屋根、石造りの外壁、緑色の窓枠、石畳の回廊、クロアチアから取り入れられるものをできるだけ採用しました。
門壁には、クロアチアから輸入した天然石「アドリア・スライス」を採用。外構業者には、
セキスイエクステリアの「ザ・シーズン」を選びました。
大きさ、厚さ、色合いなど、すべてがバラバラで職人さん泣かせの天然石。クロアチアの石造りのように、「丁寧に貼らないでほしい」「崩れた汚い石を表側に貼って欲しい」などの我々の要望にも、苦戦しながらもきちんと応えてくれました。
ポストは、クロアチアのポスト「Pošta」と同じ色のイエロー! なかなかイエローのポストが見つからず、最終的にフィンランド製のデザインポスト、「BOBI」を採用しました。
家の正面となる西側には、クロアチアの街並みに合わせて石畳の天然石を使用。石の表側は平坦で比較的ツルツルとしているですが、それでは味がないということで、敢えて石の裏側を表面として施工してもらいました。裏側のほうが凹凸が大きく、模様も均一ではないところがとても気に入りました。
土留めには、ロックガーデン風に天然石を積んでもらいました。
門壁の正面にある門灯と裏側にとりつけたアプローチ灯には、マリンランプを採用。LEDで消費電力1W なので電気代も節約できます。タイマーセンサーで、自動でON/OFF切り替えができるようにしてあります。シンボルツリーにはジューンベリーを植えてもらいました。
玄関へは、回遊性をもたせて二手の方向から入ることができます。乱張りタイルには、クロアチア輸入の石材「アドリア・クレイジー」を採用。石に厚みがあるので、あえてその厚みを見せるように施工してもらいました。
南側の庭には、シンボルツリーとしてシラカンバの木を植えました。人間の寿命と同じぐらいといわれる寿命の短いシラカンバと共に、わかなちゃんと楽しく年をとっていけたらいいなと思います。
夢の続きはまだ始まったばかり。
今後、何十年と続く人生の中で、僕たち夫婦がクロアチアで旅した思い出を決して忘れることはありません。
もし忘れそうになったら我が家を見ればいい。
あの時の楽しかった思い出が自然と思い起こされることでしょう。