バスの利用の仕方／3日目：ザグレブ編

ザグレブ国際空港は、ザグレブ市街地からバスで30分ほど離れた場所にあります。

市街地のザグレブ中央バスターミナルに行くには、空港発のシャトルバス（エアポートバス）を利用するのがもっとも簡単です。7時から20時の間は30分ごとに1本、それ以外の場合は国際線フライト到着後に出発します。料金は30Kn です。

クロアチアでは、スーツケースがあると別料金を取られますが、エアポートバスの利用時は料金はかかりません。

ここで覚えておきたい単語としては、「Autobus」（アウトブス）と「Kolodvor」（コロドヴォール）です。「autobus」はクロアチア語で「バス」、「Kolodvor」は「駅」を意味します。「Autobus Kolodvor」で「バス停」の意味です。その他の単語は以下の※を参照。

※prijevoz=transport／karta=ticket／cijena=price

ザグレブ中央バスターミナルへ行くバスがわからなければ、空港内のインフォメーションセンターのお姉さんか、バスの運転手さんに直接、聞くと良いでしょう。英語で以下のように伝えれば親切に教えてくれます♪

午後12時半。空港から30分ほどバスに揺られながら、ザグレブ中央バスターミナルに到着しました。天候はあいにくの曇りですが、本格的な観光は明日からなので、今日は曇りでも問題ナッシングです。

今日のホテル宿泊先はシベニクなので、まずはシベニク行きのバスチケットをおさえておかなければなりません。ザグレブ中央バスターミナルの１階、「TICKET OFFICE」と書かれている場所で買えます。

僕とわかなちゃんは、シベニク行きのチケットを２枚欲しいと売り場の方に伝えたのですが、僕の発音が悪いのか、うまく理解してもらえません。すると、ちょうどそこに英語のできる外国人がやってきて、「どこに行きたいんだ？」と聞くので「シベニク！」というと、その男性が代わりに売り場の人に話しかけ、「この２人にシベニク行きのチケットを用意してやってくれよ、頼むな！」というニュアンスの言葉を投げかけたようで、そのおかげで無事にチケットを購入することができました。

旅の道中、道行く人に助けられてばかりです。感謝感謝☆

ザグレブからシベニクまでは4時間ぐらいかかるようです。もとはといえば、ザダルまで飛行機で飛んで、ザダル観光後にバスでシベニクに行く予定だったので、ザグレブからのバス利用となるとそのぐらいの時間がかかってしまうのは仕方ないでしょう。

出発は16時なので、到着は20時ぐらいでしょうか。

チケットから読み取れるのは、バス会社が「AUTOTRANSPORT Šibenik」で、バスのホーム（PERON）が305番、席（SJEDALO）が6番、片道ひとりあたり80Knということです。席番は記載されてはいますが、実際には早いもの順で自分の好きな席に座れるというのが実状でした。

こちらがバス停の待合所です。クロアチア語で「izlaz na perone」と大きく書かれています。izlaz は入り口の意味です。至るところで見かける単語なので覚えてしまってください。出口は、ulaz です。「na」 は英語の 「of」、perone はバスのホームのことです。すべて訳すと「バスの入り口」という意味になります。

バスの出発までにはまだ3時間ぐらいあります。もっと早い時間帯にバスがあればよかったのですが、こればっかりはタイミングなので仕方ありません。なので、予定には入っていなかったザグレブ観光に向うことにしました。