海外ATMで現地通貨の引き出し/3日目:ザグレブ編
空港に到着後、手荷物預り所にスーツケースを取りにいき、その後で現地通貨を引きおろしに海外ATM のあるところまで行きます。
空港内に以下写真のようなATMが設置されているのですぐに見つかります。
国際キャッシュカード、もしくはクレジットカードで現金を引き出すわけですが、クレジットカードで現金をひきだす行為はキャッシングにあたるので、借金をしてお金を借りるのだということを忘れないで下さい。正しい使い道をすれば手数料を安く済ませられる場合もあるけど、使い方を誤るとイタイめに遭うよ、ということです。
僕はクレジットのキャッシングは絶対に使いたくない派なので、国際キャッシュカードで日本の銀行にある自らの口座からお金を引きだします。
手順としては、
2. 言語を選ぶ
3. 暗証番号(4桁)を入力
4. 「Cash withdraw」(引き出し)を選択
5. 引きだす希望額を選択 または 入力
6. 「ENTER」キーを押して確定
の手順で簡単に引き出せるはずです。
用語としてわかりづらいのは、「PIN」は「Personal Identification Number」で略で暗証番号のこと。「ENTER PIN」という画面になったら暗証番号を入力してください。
その他、「Withdrawal」は引き出し、「Balance Inquiry」は残高照会、「Withdraw Amount」は引き出し額、「Saving Account」は普通預金のことです。基本的なものは予め覚えておきましょう。
僕は、国際キャッシュカードとして Citibank カード と 楽天銀行・デビッドカードの2枚を持ち歩いています。ここでは、Citibank カードで 3200Knを引きおろしました。Kn とは、クロアチア通貨の単位のことで「クーナ」もしくは「クーネ」と発音します。
当時のクーナのレートは、1クーナ=約16.5円だったので、3200クーナは52,800円相当にあたります。高額な買い物はクレジットで、移動交通費や小額のお買い物は現地通貨で、という使い方をしていけば、5万円相当の現地通貨を引き出しておけばしばらくはお金のことは気にしなくても良いでしょう。
実際、9日間ぐらいクロアチアにいて引き出した現地通貨の総額は3800クーナのみでした。ただし、注意したいのは為替レートに応じた手数料とATM利用手数料が210円取られます(Citibankの場合)。1万円、3万円、5万円単位で、ある程度まとまった金額をど~んと引き出してしまったほうが手数料の費用は少なく抑えられます。
クレジットカードについては、Visa と Master の両方のカードを所持しておけばクロアチア国内ではほぼ99%問題ありません。
特に、日本と違って Visa よりも Master のほうが通用範囲が広いように感じたので、Masterカードをお持ちでない方はクロアチアに行く前に作っておいたほうが安心できるかもしれません。もちろん、Visaしか使えないというお店もありました。
なお、クロアチア国内、特に観光地にはATMがあちこちにあるので、必要に迫られているのでなければ「現金が少ないと不安だからとりあえずおろしておこう」的な引き出し方はしなくても、すぐに次のATMが見つかるので大丈夫かと思われます。