リヴィツァの美味しい料理/3日目:ザグレブ編
今日の宿泊先に行くため、スーツケースを転がしながら海沿いの道を歩いていきます。
すると、リヴィツァ(RIVICA)というレストランを発見しました。「リヴィツァも確か有名なお店だよ」と、わかなちゃんが言います。
僕は、スーツケースをホテルに置いてから食事にでかけたかったのですが、わかなちゃんにはもはやそんな体力は残っていなかったみたいなので、わかなちゃんの言葉を信じてお店の中に入ります。
リヴィツァは確かに有名なお店だったみたいで、ガイドブックの地球の歩き方にも掲載されていました。
それによると、「数々の賞を獲得しているシェフ、ヴィクトル・アラス氏が腕をふるうレストラン」と書かれていました。期待大です!けれども、メニューは全てクロアチア語か英語で書かれています。文字だけでは料理のイメージがわいてきません。
店員のおじちゃんを呼び、メニューやオススメ料理を簡単に教えてもらいました。結局、僕たちが頼んだのはタコサラダとスカンピのリゾット、カプチーノに水、パンでした。
パンは、頼んだわけではありませんが、クロアチアの少し洒落たレストランでは最初から料金に含まれていることが多いです(テーブルチャージ)。メインの料理が出てくるまでの間はパンを食べててね、ということだと思います。
これがカプチーノ。クロアチアでは、砂糖が2袋ついてくるのが基本です。1袋しかついてこない喫茶店はありません。その理由は1袋入れてみるとすぐにわかります。砂糖の粒が大きい上に、それほど甘くありません。1袋でも満足できる人は多いと思いますが、僕は甘党なので2袋入れちゃいます(笑)。
外国からきた観光客はどうかわかりませんが、クロアチア人はきっと2袋入れてるんじゃないかと思います!そうでなきゃ、2袋がデフォルトになるわけがありません。
こちらがタコサラダ!おいしい!値段は、60Kn です。
スカンピのリゾットです。スカンピは、手長エビのことです。こちらも60Knです。味はもう最高に美味しかったです!こんなにおいしいリゾットは初めて食べたんじゃないかと思うぐらい。いやぁ、観光初日からいい思いをしています。
美味しい夕食でお腹を満たしたところで、最後はBISTRA のお水。BISTRAというお店は、クロアチア国内でもよく見かけます。クロアチア語で「bistra」は「澄んだ」、「voda」は「水」を意味しています。
お勘定のときに、僕がとっさに「Bill please.」というフレーズが出てこなくて、「えーと、えーと、、、」と言葉につまっていたら、お店の人から「Bill?」と聞いてくれたので「Yes,Yes!」と答えると、今度はわかなちゃんが「え!?もしかしてビールがでてくるんじゃないの?」と聞いてくるから僕はつい笑ってしまいました(笑)。
確かに日本語ではビールを「ビール」と発音しますが、英語でビールは「ビアー」と発音します。なので、お勘定を意味する「ビル」と「ビアー」を聞き間違えることはまずありえないのです。
お店のおじちゃんもとても良い人で、これから行く予定の宿泊先もそれとなく方角を教えてくれました。ありがとう!!フヴァラー!またリゾットを食べに行きたいです!